BXI Builingual System started translating.
Language
白鷹禄水苑
オンラインショップ
考古辰馬資料館

Contents

〈能・狂言・文楽・講談で平家物語を語る 其の一〉 
第十八回 酒屋万来文楽  10月26日(日)
平家女護島 鬼界が島の段「俊寛」
*満席となりました

主催:「西宮発・今、伝統芸能」実行委員会
協力:白鷹禄水苑
協賛:辰馬企業株式会社・白鷹株式会社
後援:西宮市・西宮観光協会・(公財)兵庫県芸術文化協会
概要
プログラム・あらすじ
開催概要・お申し込み方法

概要

10/22(日)
桂川連理柵
帯屋の段 道行朧の桂川

第十六回 酒屋万来文楽 桂川連理柵 帯屋の段 道行朧の桂川

文楽・能・狂言・講談で「平家物語」を語る 其の一

第十八回 酒屋万来文楽  平家女護島 鬼界が島の段「俊寛」
西宮は文楽の源流「傀儡師」発祥の地といわれ、文楽と大変縁の深い町です。同時に西宮は全国有数の「酒どころ」でもあります。この「酒」と「文楽」という西宮を語るに欠かせない二つの要素を、造り酒屋において同時にお愉しみいただこうというのが、「酒屋万来文楽」です。第18回目となる今回は、「平曲」という日本の代表的な〈語り〉を生んだ『平家物語』を主題に、能・狂言・文楽・講談の「語り芸」としての側面を追う企画の第一弾です。取り上げるのは、『平家物語 巻第三 足摺』に取材した「鬼界ヶ島の段」、通称「俊寛」です。
平家への反逆の罪に問われ、配流されたまま許されなかった俊寛僧都の悲劇は、先行する能「俊寛」にも描かれていますが、能では島に置き去りにされる俊寛の絶望感に焦点を当て、人間の極限状態の心理を描写したのに対し、その約300年後の近松は、「本当は、俊寛も許されていて帰ることもできた」という脚色のもと、自ら他人の身代りになって島に残る選択をしたという筋書きにしました。しかし、いざその現実に直面すると、俊寛は島に残される寂しさに激しく苛まれます。「思い切っても凡夫心」という件に俊寛の思いが凝縮されています。岸の高見に駆け上がり、松の一木につかまって遠ざかる船を見送りつつ身悶えする俊寛。『平家物語』では「幼き者の乳母や母を慕ふやうに足摺をして」と表された有名な場面をもって、俊寛の心の有り様が示される印象的な幕切れとなります。原典の悲劇性を帯びた一つのエピソードを、様々な感情が行き交う人間ドラマに仕上げたのは、江戸時代の庶民に間から生まれた文楽ならではの特性といえるでしょう。  
 文楽公演に続く後半の「文楽の手ほどき」では、和生師自らが、演じる上での苦労や、演目にまつわる興味深いエピソードを語ります。
西宮の造り酒屋で、銘酒と名人の至芸が誘う酔い心地を心ゆくまでお愉しみください。

お知らせ
〈能・狂言・文楽・講談で平家物語を語る 其の二〉について

第二十回 酒都で聴く居囃子の会「景清」 11月29日(土)
平家没落後、配流の身となったかつての猛将の悲哀を描く番囃子「景清」を中心に、源平の雌雄を決する戦いとなった「屋島の合戦」の名場面を、能・狂言・講談の語りでお聴きいただきます。

酒都で聴く居囃子の会「景清」についてはこちら>> 酒都で聴く居囃子の会「景清」

プログラム・あらすじ

プログラム

第一部文楽公演  出演:竹本錣太夫、鶴澤藤蔵、吉田和生、他
「平家女護島 鬼界が島の段」

第二部 「文楽の手ほどき」 出演:吉田和生
和生師による、演目にまつわる興味深いエピソードや文楽のよもやま話。
 (五時頃終了予定)
公演終了後に 出演者を囲んで・・・
文楽ほろ酔い談義

10月26日(日) 公演終了後
17:00~18:00  白鷹禄水苑土間ホール
参加費  1500円(蔵出し限定酒・酒肴付き) 
興奮さめやらぬ公演終了後、出演者を囲んで楽しい一時を過ごしませんか?直接お話しし、舞台では見ることのできない素顔にふれることのできる貴重な機会です。奮ってご参加ください!
※定員がございますので、参加ご希望の方は必公演ずチケットと同時にお申込みください。
ご入金確認後公演チケットとともに参加券をお送りします。

出演者

浄瑠璃
竹本錣太夫
三味線
鶴澤藤蔵
人形
俊寛僧都
吉田和生
(人間国宝)
千鳥
吉田簔紫郎
丹波少将成経
吉田玉誉
瀬尾太郎兼康
吉田玉佳
丹左衛門基康
吉田玉勢
吉田玉翔
桐竹勘次郎
吉田玉彦
桐竹勘介
吉田玉路
吉田和馬
吉田玉延
桐竹勘昇
吉田玉征
豊松清之助
吉田和登
桐竹勘吉

「平家女護島 鬼界が島の段」のあらすじ

平家打倒の企てが露見して鬼界ヶ島に流された俊寛・平判官康頼・丹波少将成経。少将は島の海女・千鳥と夫婦になり、新たな生活を始めようとしていた。そこへ赦免船が到着し、赦免状に名前のなかった俊寛も備前国までは戻れることがわかって、一同は歓喜する。しかし使者の瀬尾太郎に乗船を拒否された千鳥の悲嘆を目の当りにし、更に愛妻の死を知った彼は千鳥に代わって島に残る決意をした。瀬尾を殺害して新たな罪を作り、無理矢理千鳥を乗船させた俊寛であったが、次第に遠ざかる船を見るにつけ、激しい悲嘆に襲われる。

開催概要・お申し込み方法

日時
令和7年10月26日(日)
15:00開演(14:30受付開始・開場)
場所
白鷹禄水苑 宮水ホール
参加費
8,000円
※蔵出し限定酒等のワンドリンクチケット付き
備考
全席指定(約100席)

お座席指定について

座席数僅少のため、以下の点にご留意、ご理解賜りますよう、お願い申し上げます。

*お申込み受付後、ご入金順にお席を指定させていただきます。
*個別のお座敷指定及びお申込み時のお座席確認にはご対応できませんのでご了承ください。
*お申し込み後、当方よりお座席確保のご連絡をさせていただきますので、その後にお支払いをお願いたします。
*お支払い期限(当方よりご連絡をさせていただいた日から数え、銀行休業日も含めて7日以内)を過ぎてもご入金が確認できなかった場合、自動的にキャンセル扱いとなりますので、あらかじめご了承ください。
*チケット番号はお座席番号でもあります。
お申し込み方法
申し込みフォームにご記入いただき予約いただいた後、お申込受付日(当方より入金手続きのご連絡させていただいた日)から数えて7日以内にお振込みをお願いいたします。振込確認後にチケットを郵送させていただきます。(銀行営業日・振り込み反映日にご注意ください)
お振込み先
三菱UFJ銀行 西宮支店
普通4608446 ニシノミヤハツイマデントウ


※恐れ入りますが、振込手数料はご負担いただきます。
※お振込み先は「白鷹禄水苑」ではございませんので、ご注意ください。
ご購入後のキャンセル、変更はできません。
※公演・ほろ酔い談義いずれも前売り券完売の場合、当日券の販売は中止させていただきます。
※万が一公演が中止となった場合、チケット代金はご返金させていただきます。
その際、お振込み時の手数料のご返金についてはご容赦願っておりますのであらかじめご了承ください。

白鷹禄水苑 お問い合わせ

下記フォームまたはお電話にてお気軽にお問い合わせください。
0798-39-0235
受付時間
11:00 - 18:30(第1・3水曜日除く)