鷹は百鳥の王といわれ、
その中でも白い鷹は千年に一度現れる霊鳥といわれています。
王者の風格と気品を持つ「鷹に」、
清酒の清らかさをあらわす「白」をあわせて生まれたのが
白鷹の酒名となっています。
一八六二年(文久二年)初代辰馬悦蔵が西宮の現在地に白鷹を創業、
「品質第一」を掲げ超一流に徹した酒造りを開始しました。
現在白鷹の社訓となっている「桃李不言下自成蹊」(桃李言わざれども、下自ら蹊をなす)は、
モモやスモモは花も美しいので、自然に多くの人が集まり、
下にはいつの間にか小路ができるという意味から転じて、
精良の品を正直に販売していれば自ずと皆さまが求めてくださるようになるという
創始者の遺訓であり、今日も白鷹の精神的支柱として受け継がれています。
「品質第一をモットーに精良醇美の日本酒をお届けする」
私共は、芥川龍之介、富岡鉄斎など多くの文人・墨客に愛された本物の日本酒を、
味の判る多くの皆さまに飲んでいただきたいと願い、
更なる日本酒の歴史の一ページを綴るため、日夜挑戦してまいります。