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白鷹禄水苑
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2024年前期 特別公開講座 「能のふるさと逍遥」

能のふるさと逍遥

《現地講座》
どなたでもご参加いただける講座で、入会金は不要です。
近畿一円を舞台とする能を取り上げ、ゆかりの人物の足跡をしのびつつ、その物語にまつわる名所、古跡に一年を通じて訪ねます。実演もあわせた曲のわかりやすい解説とともに、折々の季節の風趣もお楽しみいただきます。
*「日帰りバスツアー」として開催する②③に関しては、ご入金先が旅行実施者(株)アローズとなります。
講師
久田 舜一郎 (大倉流小鼓)
久田 陽春子 (大倉流小鼓)
参加費
①受講料 一般 3,400円 アカデミー会員 3,000円(資料費・保険料込み)
     *公共交通機関交通費・拝観志納料・食事代は別途各自負担
②③日帰りバスツアー旅行代金(受講料・往復バス代・食事代を含む)は確定次第、行程概要とともに白鷹禄水苑のホームページでご案内。
*正式参拝や、拝殿や本殿における奉納演奏を特別にご許可いただい場合、寺社にお納めする初穂料・志納料など(約1000円~1200円)を旅行代金とは別に当日徴収させていただきます。あらかじめご了承ください。
定員
20名(定員になり次第、締め切らせていただきます。)

日程

①4/14(日)
「鞍馬天狗」の舞台、鞍馬寺と雲珠桜
仏門に学んでいた牛若丸が天狗の僧正坊に出会ったのは、花の盛りの鞍馬寺であった。源義経の幼年期、鞍馬寺に預けられた不遇の時代に天狗に兵法を習ったという有名なエピソードを主題としたのが、能「鞍馬天狗」である。「鞍馬の山の雲珠桜(うずざくら)」と謡われる、山の緑に映える桜の見頃に義経ゆかりの地を訪ねる。
*10:00 叡山電鉄 鞍馬駅 集合(予定)

*行程詳細すでに決定しております。
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行程

8:50
JR 大阪駅 桜橋口改札口 集合
※集合時に食事代、バス代、拝観志納料あわせてお一人10,500円を徴収させていただきます。
9:00
貸し切りバスで大阪駅を出発
※車中で、先生のお話をゆっくりとうかがいます。
10:45
得正寺
「中将姫の寺」として有名で、本堂、開山堂、庫裡、鐘堂、宝物庫などがある。奈良時代の天平宝字3(759)年に、中将姫が3年間隠れ住んだ所に、姫に仕えた伊藤春時が草庵を結び安養庵と称したのが最初といわれる。春時は西の真砂寺で剃髪して得生、妻は妙生と名乗った。
天平19年(747年)に時の右大臣藤原豊成の娘として生まれた中将姫は、13才のとき継母のため奈良の都から糸我の雲雀山に捨てられ、春時に匿われてこの地にすんだ3年の間に称賛浄土経一千巻を書写したと伝えられている。平安時代の承平のころ(931~937年)空也上人がこの地に行脚し、庵の所に一寺を建てて春時の法名に因んで得生寺と名付けた。享徳(1452年~4年)の頃浄土宗の寺となり、その後、文亀(1501年~3年)の頃山から里へと場所を移し、江戸時代、寛永5年(1628年)に今の場所に落ち着く。姫が隠れた雲雀山は寺の前方に聳える山で、その山頂が得正寺の奥之院で、中将姫本廟がある。
本堂に安置される本尊の阿弥陀如来立像のほか、寺には中将姫の作という蓮糸縫三尊、中将姫の筆という紺地金泥三部経及び称賛浄土経、国の重要美術品に認定された絹本着色の当麻曼陀羅図などがある。開山堂には永禄元年(1558年)に大和の当麻寺から贈られたとされる中将姫及び春時夫妻の座像が安置されている。
境内に桜・ツツジが多くて折々の景色も美しく、毎年5月14日の中将姫の命日に行われる来迎会式の二十五菩薩練り供養は、和歌山県の無形文化財に指定されている。
※本堂にて参拝後、中将姫と寺の縁起にまつわるビデオを視聴させていただきます。
11:15
中将姫の座像が安置されている開山堂にて、奉納演奏をお聴きします。
11:45
出発
12:00
有田みかん海道展望台
有田地域には山が多く、みかん園の70%以上が傾斜地となっているため、見事な石垣階段型の畑を見ることができる。そんな景色を堪能できる、約5.6kmの「有田みかん海道」の見どころは、みかん畑だけではなく、紀伊水道や湯浅湾が一望できる絶景スポットもある。道沿いに巨大風車もあり、間近で見ることができる。
②5/25(土)
「淡路」の舞台、淡路島と国生み神話 【日帰りバスツアー】
美濃国・野上を舞台に、愛を誓った男のことを思い続ける遊女花子の姿と、形見の扇がもたらす再会を描いたのが、世阿弥作「班女」である。旧中山道の宿場として栄えた野上は、古くから遊女の里としても知られ、艶情を詠んだ歌が多く残されている歌枕の地でもある。
旧街道沿に残るかつての宿場町の跡を訪ね、そこに生きたであろう遊女の一人、花子の面影を偲びつつゆかりの地を巡る。

*JR京都駅発の貸し切りバスを利用
帝に仕える臣下が淡路の国に神代の古跡を訪ねて出会った老人に、この地にまつわる国生み神話について告げられる。その夜、伊弉諾尊が現れ、天下泰平を寿ぎ舞い、国が久しく栄えることを約束してめでたく舞いおさめるという祝言の曲。伊弉諾・伊弉册の二神が天の浮橋に立ち、最初に創造されたといわれる淡路島(オノコロ島)に、国生み神話を訪ねる。
*JR三ノ宮発の貸し切りバスを利用。

*旅行費用など、内容詳細すでに決定しております。
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③6/29(土)
「氷室」の舞台、丹波国の古社・氷室神社とその周辺 【日帰りバスツアー】
昔、氷は貴重な品で、冬にできた氷は氷室で大切に蓄えられ、夏季には「氷(ひ)の物の供御(くご)」として天皇に献上されていた。「氷室」の舞台とされる氷室神社では、かつて宮廷に氷を献上していたことにちなみ、7月1日に「氷一日」と呼ぶ祭礼を今も行っている。日ごと暑さを増す折、ゆかしき故事を偲びながら、周辺の謡蹟もめぐる。
*JR京都発の貸切バスを利用。

*旅行費用など、内容詳細すでに決定しております。
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講師紹介

久田舜一郎(大倉流小鼓)

1961年大倉流宗家・故大倉長十郎師に入門。京阪神を中心に能楽五流の舞台に出演、海外公演参加多数。異ジャンルの音楽とのセッションなど、能の現代性を追及する試みも積極的に行う。長女陽春子も女性では珍しい大倉流小鼓方の若手ホープとして活躍中。1998年日本文化芸術奨励賞受賞。2011年兵庫県文化功労表彰、神戸文化活動功労賞、2017年兵庫県文化賞受賞。重要無形文化財総合指定保持者。西宮在住。

お申し込み方法  ①(4/14)に関して

① に関して
*直接白鷹禄水苑までお申込みください。
事前に下記申し込みフォームより禄水苑までお申し込み後、二週間以内に受講料のお支払いをお願いします。
お振込み先
三菱UFJ銀行 西宮支店 普通5065562 ハクタカロクスイエン

(恐れ入りますが、振り込み手数料はご負担願います)

<お振込み先>

銀行名:三菱UFJ銀行
支店名:西宮支店
口座番号:普通5065562
口座名義:ハクタカロクスイエン

(恐れ入りますが、振り込み手数料はご負担願います)
ご入金後のご返金はいたしかねますのであらかじめご了承ください。
*ご欠席の場合、他講座への振り替え受講のみ可能です。同講座への振り替えは不可ですのであらかじめご了承ください。

お申込み方法 ②(5/25)・③(6/29)に関して

■お申込み先: 株式会社アローズ(京都府知事登録旅行業第2-560号JATA正会員)
 京都市中京区蛸薬師通高倉西入ル泉正寺町334 日昇ビル3階
 075-256-8411(10:00~17:30 土日祝休)
*旅行条件はアローズ旅行約款によります。出発日前日から起算して10日以降のキャンセルは取消料が発生いたします。
*予約後、旅行契約締結前に「アローズ」より詳しい旅行日程、旅行条件を記載した書面を申し込み者にお送りします。
*お申込みいただいたお客様のご連絡先等の個人情報は、講座企画・添乗引率を行う白鷹禄水苑と実施者である(株)アローズが共有させていただきます。(白鷹禄水苑ではお客様の情報を、当日の受付時及び今後の企画のご案内のみに使用させていただきます)

■その他のお申込み方法:下記の申し込みフォームからもお申込みいただけます。
*白鷹禄水苑では、お電話・FAX・メールでのお申込みは承っておりません。
*お客様からいただいたお申込み情報はそのまま「アローズ」へ転送させていただきます。その他詳細は上記と同様となりますのであらかじめご了承ください。

その他

①に関して
*行程や実費経費等の詳細は開催日の約一カ月前に白鷹禄水苑からご連絡いたします。
昼食をはさんで15:00頃鞍馬駅解散予定です。
*先生方を囲んでのお食事(3000円前後)は、当方で手配します。

②③に関して
*おおむね8:00~9:00頃にバス発着所に集合、昼食をはさんで15:00頃帰路につく予定です。
*確定後の旅行代金・おおよその行程を含む開催概要は、開催日の約2~3か月前に白鷹禄水苑のホームページにてご案内いたします。
*旅行代金のお支払い方法、行程詳細については、改めまして開催日の約1か月前にお申込者に、(株)アローズよりお送りさせていただきます。

白鷹禄水苑 お問い合わせ

下記フォームまたはお電話にてお気軽にお問い合わせください。
0798-39-0235
受付時間
11:00 - 18:30(第1・3水曜日除く)