特別公開講座 「能のふるさと逍遥」【現地講座】
名勝地と訪ねる近江の能
能の演目の舞台を訪ね、演者による実演もあわせた曲のわかりやすい解説を受ける現地講座です。
2026年度は前後期あわせて計6回、近江を舞台とした能を取り上げ、ゆかりの名勝地を訪ねます。また能の創生記において、大和猿楽とともに重要な役割を果たした近江猿楽についても考えます。
名勝地と訪ねる近江の能
都の隣に位置し、古より人の往来が盛んで様々な歴史の舞台となった「近江国」。後の世(江戸時代初期)に選定された「近江八景」を例に挙げるまでもなく、多くの名勝地を擁し、これらは能の曲中、都から東国へ下る過程を謡う「道行」の詞章にも多く詠みこまれています。同時に、能の創成記に大和猿楽に並ぶ勢力として登場し、興福寺や春日大社などに奉仕した大和猿楽に対し、延暦寺や日吉大社などに奉仕し、切磋琢磨のうちに人気を博した「近江猿楽」発祥の地でもあります。
近江を舞台とする能に登場する名勝地や旧跡を巡りつつ、昨年度に取り上げた「大和の能」に続き、今日の能の創造の一翼を担った「近江の能」について考えます。
2026年度は前後期あわせて計6回、近江を舞台とした能を取り上げ、ゆかりの名勝地を訪ねます。また能の創生記において、大和猿楽とともに重要な役割を果たした近江猿楽についても考えます。
名勝地と訪ねる近江の能
都の隣に位置し、古より人の往来が盛んで様々な歴史の舞台となった「近江国」。後の世(江戸時代初期)に選定された「近江八景」を例に挙げるまでもなく、多くの名勝地を擁し、これらは能の曲中、都から東国へ下る過程を謡う「道行」の詞章にも多く詠みこまれています。同時に、能の創成記に大和猿楽に並ぶ勢力として登場し、興福寺や春日大社などに奉仕した大和猿楽に対し、延暦寺や日吉大社などに奉仕し、切磋琢磨のうちに人気を博した「近江猿楽」発祥の地でもあります。
近江を舞台とする能に登場する名勝地や旧跡を巡りつつ、昨年度に取り上げた「大和の能」に続き、今日の能の創造の一翼を担った「近江の能」について考えます。
第一回 2025年4/6(日)
春日龍神 ―春日山と春日大社-
お話・演奏 久田舜一郎(大倉流小鼓方)
能の演目の舞台を訪ね、演者による実演も交えた曲のわかりやすい解説を受ける現地講座「能のふるさと逍遥」。
2026年度は前後期あわせて計6回、近江を舞台とした能を取り上げ、ゆかりの名勝地を訪ねます。また能の創世記において、大和猿楽とともに重要な役割を果たした近江猿楽についても考えます。
都の隣に位置し、古より人の往来が盛んで様々な歴史の舞台となった「近江国」。後の世(江戸時代初期)に選定された「近江八景」を例に挙げるまでもなく、多くの名勝地を擁し、これらは能の曲中、都から東国へ下る過程を謡う「道行」の詞章にも多く詠みこまれています。同時に、能の創世記に大和猿楽に並ぶ勢力として登場し、興福寺や春日大社などに奉仕した大和猿楽に対し、延暦寺や日吉大社などに奉仕し、切磋琢磨のうちに人気を博した「近江猿楽」発祥の地でもあります。
近江を舞台とする能に登場する名勝地や旧跡を巡りつつ、昨年度に取り上げた「大和の能」に続き、今日の能の創造の一翼を担った「近江の能」について考えます。
能の演目の舞台を訪ね、演者による実演も交えた曲のわかりやすい解説を受ける現地講座「能のふるさと逍遥」。
2026年度は前後期あわせて計6回、近江を舞台とした能を取り上げ、ゆかりの名勝地を訪ねます。また能の創世記において、大和猿楽とともに重要な役割を果たした近江猿楽についても考えます。
都の隣に位置し、古より人の往来が盛んで様々な歴史の舞台となった「近江国」。後の世(江戸時代初期)に選定された「近江八景」を例に挙げるまでもなく、多くの名勝地を擁し、これらは能の曲中、都から東国へ下る過程を謡う「道行」の詞章にも多く詠みこまれています。同時に、能の創世記に大和猿楽に並ぶ勢力として登場し、興福寺や春日大社などに奉仕した大和猿楽に対し、延暦寺や日吉大社などに奉仕し、切磋琢磨のうちに人気を博した「近江猿楽」発祥の地でもあります。
近江を舞台とする能に登場する名勝地や旧跡を巡りつつ、昨年度に取り上げた「大和の能」に続き、今日の能の創造の一翼を担った「近江の能」について考えます。
現・滋賀県蒲生郡竜王町、鏡山の北の湖東位置する「鏡の宿」は、古代から中世まで、京都と関東、東北を結ぶ東山道の宿場町として発展し、義経元服の地としても知られている。元服すると烏帽子を作らせ、鏡神社で源氏の武運長久を祈願した英雄義経の活躍は、ここに端を発したといいえる。奇しくも平宗盛親子が最期を迎え、義経自らの手で平家にピリオドを打った地でもある鏡の里で義経英雄伝説を偲ぶ。
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講師
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久田 舜一郎 (大倉流小鼓)
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参加費
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一般3,900円 アカデミー会員3,500円
*資料費・保険代込 *訪問地間移動に要する交通費・食事代・拝観志納料別途 *正式参拝や、拝殿や本殿における奉納演奏を特別にご許可いただい場合、社寺にお納めする初穂料・志納料(約1200円)を別途当日徴収させていただきます。 |
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定員
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17名
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行程
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詳細は開催日の約一か月前にホームページ公開。
おおむね9:00~10:00頃に最寄り駅に集合、昼食をはさんで15:00頃解散予定。 |
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企画
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白鷹禄水苑
*白鷹禄水苑よりスタッフが引率同行。 |
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その他
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*訪問予定地には変更が生じる場合もあります。
*特別講師としてシテ方の先生にご同行いただく場合、別途謝礼として各自に若干のご負担(当日徴収)をお願いいたしております。 *先生方を囲んでのお食事(2500円~3500円程度)は、当方で手配します。 |
日程
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4/19(日)
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第一回 兼平
―湖上から眺める近江の名所- |
近江八景の一つ「粟津の晴嵐」は琵琶湖南岸、瀬田川河口西に広がっていた松原の景観を表すが、さらに遡ること400年余り、この地は木曽義仲、今井兼平の主従ふたりの痛切な死の舞台でもあった。木曽に住む僧が義仲の霊を慰めようと粟津に向かい、矢橋(やばせ)の渡し場に着く。僧を柴舟に乗せた老船頭(実は兼平の霊)は、湖面からの景色を見渡しながら、そびえ立つ比叡山はじめ、その周辺の名所を紹介するうちに船は対岸の粟津の森に到着する。僧の足跡を追いつつ、湖上から望む景色も楽しむ。
行程(予定)
9:20 JR大津駅 集合 貸し切りジャンボタクシーにて移動
9:35 石場の常夜灯
びわこホール横の打出の森にある。幕末の弘化2年(1845)に建てられたもので、石場と対岸の矢橋(やばせ)間の渡し船の目印とされた。高さ8.4メートルの大型の常夜燈の基壇には近江・大坂・京都・尾張等からの寄進者名も刻まれており、広域にわたって多くの人が琵琶湖水運に携わっていたことがうかがえる。
石場は旧東海道筋で、江戸時代の元禄年間から対岸矢橋への渡船場としてにぎわっていた。対岸の矢橋もまた中世から湖南の渡船場として栄え、「矢橋の帰帆」として近江八景の一つに数えられるなど名勝地としても知られている。
10:00 粟津の晴嵐
近江八景が決められた時代の粟津には、湖岸沿いに美しい松並木があった。江戸時代、現在の旧東海道沿いにあたる膳所城下町南端から鳥居川の集落迄続いていた。浮世絵の「粟津晴嵐」は、膳所から石山までの勇壮な松並木を中心に描かれたものである。現在は、当時の松並木は見られず、なぎさ公園に若い松並木が植樹されており、後数十年もすれば往時を偲ばせる素晴らしい眺めになるであろう。北には膳所城跡公園・近江大橋、対岸の湖東に近江富士等を眺める景観は滋賀ならではのものである。
10:20 今井兼平の墓
今井兼平(1152?-84)は木曽義仲(1154-84)と乳兄弟にあたる平安時代末期の武将で、木曽の四天王とも呼ばれていた人物。ここ粟津で義仲とともに戦って悲壮な最期を遂げた。義仲が討たれたことを知ると、自ら刀を口に逆立てて馬から飛び降りたという話は、謡曲「兼平」の素材となって語られている。江戸時代になって、兼平を尊敬した膳所藩主本多俊次が墓を建立したと伝えられている。現在の墓は、明治44年、その兼平の墓を再改修したときのものである。碑文によれば、滋賀県知事 川島純幹、膳所町長 馬杉庄平、兼平の末裔で信州諏訪の人 今井千壽らが発起して、旧跡の規模を拡張し、その参道を改修したものという。
10:55 におの浜観光港
11:15 クルーズ船出港
能「兼平」の前場では湖上から眺める近江の名所が謡われる。
〈木曽に住む僧が義仲の霊を慰めようと粟津に向かい、矢橋の渡し場に着く。僧を柴舟に乗せた老船頭(実は兼平の霊)は、湖面からの景色を見渡しながら、そびえ立つ比叡山はじめ、その周辺の名所を紹介するうちに船は対岸の粟津の森に到着する。〉
湖上から、僧たちが眺めた景色を眺めつつ先生のお話をうかがいます。45分間のクルーズをお楽しみください。
12:00 烏丸半島港着 タクシー乗車
12:30 矢橋港 石積突堤址
近江八景の一つ「矢橋の帰帆」として知られる矢橋は、古代から近世を通じ琵琶湖の代表的な渡船または渡しとして栄えた名所。現在は発掘調査によって確認された3つの突堤のうち、矢橋道から続く中央の一基が復元され周辺は埋め立てられて公園となっている。突堤の北側には弘化三年(1846年)の銘がある常夜燈が残されている。この常夜燈は、広重の「矢橋帰帆」に見える常夜燈で、在りし日の面影を今に伝えている。
12:50 鞭崎神社
白鳳4年(676年)天武天皇の命令により、大中臣清麿が2月11日に矢橋八幡宮という名称でこの地に創建した。
鎌倉時代の建久元年(1190年)源頼朝が上洛する際にこの地を通りかかり、馬上からムチ(鞭)の サキ(嵜)を八幡宮に向けて村人に尋ね、下馬し参拝したことから鞭嵜八幡宮と云うようになったと伝わる。さらに頼朝は建久3年(1192年)に卜部兼藤に、神社の社殿を再興させました。明治時代、神仏分離令により鞭嵜八幡宮は鞭崎神社に改名された。表門は、元々膳所城の南大手門であり、明治4年(1871年)の廃藩置県がきっかけで、鞭崎神社に移築。現在は重要文化財に指定されている。
13:00 拝殿にて正式参拝 その後奉納演奏をお聴きします。
13:40 大宮宮司様に神社のご由緒をおうかがいします。
13:55 出発
14:00 食事処 中国料理 浜木綿 先生を囲んでのお食事後自由解散
行程(予定)
9:20 JR大津駅 集合 貸し切りジャンボタクシーにて移動
9:35 石場の常夜灯
びわこホール横の打出の森にある。幕末の弘化2年(1845)に建てられたもので、石場と対岸の矢橋(やばせ)間の渡し船の目印とされた。高さ8.4メートルの大型の常夜燈の基壇には近江・大坂・京都・尾張等からの寄進者名も刻まれており、広域にわたって多くの人が琵琶湖水運に携わっていたことがうかがえる。
石場は旧東海道筋で、江戸時代の元禄年間から対岸矢橋への渡船場としてにぎわっていた。対岸の矢橋もまた中世から湖南の渡船場として栄え、「矢橋の帰帆」として近江八景の一つに数えられるなど名勝地としても知られている。
10:00 粟津の晴嵐
近江八景が決められた時代の粟津には、湖岸沿いに美しい松並木があった。江戸時代、現在の旧東海道沿いにあたる膳所城下町南端から鳥居川の集落迄続いていた。浮世絵の「粟津晴嵐」は、膳所から石山までの勇壮な松並木を中心に描かれたものである。現在は、当時の松並木は見られず、なぎさ公園に若い松並木が植樹されており、後数十年もすれば往時を偲ばせる素晴らしい眺めになるであろう。北には膳所城跡公園・近江大橋、対岸の湖東に近江富士等を眺める景観は滋賀ならではのものである。
10:20 今井兼平の墓
今井兼平(1152?-84)は木曽義仲(1154-84)と乳兄弟にあたる平安時代末期の武将で、木曽の四天王とも呼ばれていた人物。ここ粟津で義仲とともに戦って悲壮な最期を遂げた。義仲が討たれたことを知ると、自ら刀を口に逆立てて馬から飛び降りたという話は、謡曲「兼平」の素材となって語られている。江戸時代になって、兼平を尊敬した膳所藩主本多俊次が墓を建立したと伝えられている。現在の墓は、明治44年、その兼平の墓を再改修したときのものである。碑文によれば、滋賀県知事 川島純幹、膳所町長 馬杉庄平、兼平の末裔で信州諏訪の人 今井千壽らが発起して、旧跡の規模を拡張し、その参道を改修したものという。
10:55 におの浜観光港
11:15 クルーズ船出港
能「兼平」の前場では湖上から眺める近江の名所が謡われる。
〈木曽に住む僧が義仲の霊を慰めようと粟津に向かい、矢橋の渡し場に着く。僧を柴舟に乗せた老船頭(実は兼平の霊)は、湖面からの景色を見渡しながら、そびえ立つ比叡山はじめ、その周辺の名所を紹介するうちに船は対岸の粟津の森に到着する。〉
湖上から、僧たちが眺めた景色を眺めつつ先生のお話をうかがいます。45分間のクルーズをお楽しみください。
12:00 烏丸半島港着 タクシー乗車
12:30 矢橋港 石積突堤址
近江八景の一つ「矢橋の帰帆」として知られる矢橋は、古代から近世を通じ琵琶湖の代表的な渡船または渡しとして栄えた名所。現在は発掘調査によって確認された3つの突堤のうち、矢橋道から続く中央の一基が復元され周辺は埋め立てられて公園となっている。突堤の北側には弘化三年(1846年)の銘がある常夜燈が残されている。この常夜燈は、広重の「矢橋帰帆」に見える常夜燈で、在りし日の面影を今に伝えている。
12:50 鞭崎神社
白鳳4年(676年)天武天皇の命令により、大中臣清麿が2月11日に矢橋八幡宮という名称でこの地に創建した。
鎌倉時代の建久元年(1190年)源頼朝が上洛する際にこの地を通りかかり、馬上からムチ(鞭)の サキ(嵜)を八幡宮に向けて村人に尋ね、下馬し参拝したことから鞭嵜八幡宮と云うようになったと伝わる。さらに頼朝は建久3年(1192年)に卜部兼藤に、神社の社殿を再興させました。明治時代、神仏分離令により鞭嵜八幡宮は鞭崎神社に改名された。表門は、元々膳所城の南大手門であり、明治4年(1871年)の廃藩置県がきっかけで、鞭崎神社に移築。現在は重要文化財に指定されている。
13:00 拝殿にて正式参拝 その後奉納演奏をお聴きします。
13:40 大宮宮司様に神社のご由緒をおうかがいします。
13:55 出発
14:00 食事処 中国料理 浜木綿 先生を囲んでのお食事後自由解散
行程
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8:50
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JR 大阪駅 桜橋口改札口 集合
※集合時に食事代、バス代、拝観志納料あわせてお一人10,500円を徴収させていただきます。 |
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9:00
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貸し切りバスで大阪駅を出発
※車中で、先生のお話をゆっくりとうかがいます。 |
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10:45
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得正寺
「中将姫の寺」として有名で、本堂、開山堂、庫裡、鐘堂、宝物庫などがある。奈良時代の天平宝字3(759)年に、中将姫が3年間隠れ住んだ所に、姫に仕えた伊藤春時が草庵を結び安養庵と称したのが最初といわれる。春時は西の真砂寺で剃髪して得生、妻は妙生と名乗った。 天平19年(747年)に時の右大臣藤原豊成の娘として生まれた中将姫は、13才のとき継母のため奈良の都から糸我の雲雀山に捨てられ、春時に匿われてこの地にすんだ3年の間に称賛浄土経一千巻を書写したと伝えられている。平安時代の承平のころ(931~937年)空也上人がこの地に行脚し、庵の所に一寺を建てて春時の法名に因んで得生寺と名付けた。享徳(1452年~4年)の頃浄土宗の寺となり、その後、文亀(1501年~3年)の頃山から里へと場所を移し、江戸時代、寛永5年(1628年)に今の場所に落ち着く。姫が隠れた雲雀山は寺の前方に聳える山で、その山頂が得正寺の奥之院で、中将姫本廟がある。 本堂に安置される本尊の阿弥陀如来立像のほか、寺には中将姫の作という蓮糸縫三尊、中将姫の筆という紺地金泥三部経及び称賛浄土経、国の重要美術品に認定された絹本着色の当麻曼陀羅図などがある。開山堂には永禄元年(1558年)に大和の当麻寺から贈られたとされる中将姫及び春時夫妻の座像が安置されている。 境内に桜・ツツジが多くて折々の景色も美しく、毎年5月14日の中将姫の命日に行われる来迎会式の二十五菩薩練り供養は、和歌山県の無形文化財に指定されている。 ※本堂にて参拝後、中将姫と寺の縁起にまつわるビデオを視聴させていただきます。 |
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11:15
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中将姫の座像が安置されている開山堂にて、奉納演奏をお聴きします。
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11:45
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出発
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12:00
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有田みかん海道展望台
有田地域には山が多く、みかん園の70%以上が傾斜地となっているため、見事な石垣階段型の畑を見ることができる。そんな景色を堪能できる、約5.6kmの「有田みかん海道」の見どころは、みかん畑だけではなく、紀伊水道や湯浅湾が一望できる絶景スポットもある。道沿いに巨大風車もあり、間近で見ることができる。 |
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5/9(土)
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第二回 志賀
―志賀の山越え 歌が織りなす通い道- |
「志賀の山越え」は、古代中世において京と近江を結ぶ重要な道とされ、平安京の人々が崇拝してやまなかった崇福寺への参詣道としとしても大いに栄えた。古今和歌集にも、志賀の山越えを詠んだ歌が数多く残されている。能『志賀』は「歌」がテーマの曲で、六歌仙の一人、大伴黒主と、紀貫之による黒主の歌評を背景として展開する。初夏の近江に、「志賀の山越え」の跡を辿り、ゆかりの地を巡る。
〈訪問予定地〉近江神宮(奉納演奏)・福王子神社・黒主神社・志賀の大仏・崇福寺跡 ほか
〈訪問予定地〉近江神宮(奉納演奏)・福王子神社・黒主神社・志賀の大仏・崇福寺跡 ほか
行程
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8:50
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JR 大阪駅 桜橋口改札口 集合
※集合時に食事代、バス代、拝観志納料あわせてお一人10,500円を徴収させていただきます。 |
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9:00
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貸し切りバスで大阪駅を出発
※車中で、先生のお話をゆっくりとうかがいます。 |
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10:45
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得正寺
「中将姫の寺」として有名で、本堂、開山堂、庫裡、鐘堂、宝物庫などがある。奈良時代の天平宝字3(759)年に、中将姫が3年間隠れ住んだ所に、姫に仕えた伊藤春時が草庵を結び安養庵と称したのが最初といわれる。春時は西の真砂寺で剃髪して得生、妻は妙生と名乗った。 天平19年(747年)に時の右大臣藤原豊成の娘として生まれた中将姫は、13才のとき継母のため奈良の都から糸我の雲雀山に捨てられ、春時に匿われてこの地にすんだ3年の間に称賛浄土経一千巻を書写したと伝えられている。平安時代の承平のころ(931~937年)空也上人がこの地に行脚し、庵の所に一寺を建てて春時の法名に因んで得生寺と名付けた。享徳(1452年~4年)の頃浄土宗の寺となり、その後、文亀(1501年~3年)の頃山から里へと場所を移し、江戸時代、寛永5年(1628年)に今の場所に落ち着く。姫が隠れた雲雀山は寺の前方に聳える山で、その山頂が得正寺の奥之院で、中将姫本廟がある。 本堂に安置される本尊の阿弥陀如来立像のほか、寺には中将姫の作という蓮糸縫三尊、中将姫の筆という紺地金泥三部経及び称賛浄土経、国の重要美術品に認定された絹本着色の当麻曼陀羅図などがある。開山堂には永禄元年(1558年)に大和の当麻寺から贈られたとされる中将姫及び春時夫妻の座像が安置されている。 境内に桜・ツツジが多くて折々の景色も美しく、毎年5月14日の中将姫の命日に行われる来迎会式の二十五菩薩練り供養は、和歌山県の無形文化財に指定されている。 ※本堂にて参拝後、中将姫と寺の縁起にまつわるビデオを視聴させていただきます。 |
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11:15
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中将姫の座像が安置されている開山堂にて、奉納演奏をお聴きします。
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11:45
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出発
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12:00
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有田みかん海道展望台
有田地域には山が多く、みかん園の70%以上が傾斜地となっているため、見事な石垣階段型の畑を見ることができる。そんな景色を堪能できる、約5.6kmの「有田みかん海道」の見どころは、みかん畑だけではなく、紀伊水道や湯浅湾が一望できる絶景スポットもある。道沿いに巨大風車もあり、間近で見ることができる。 |
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6/21(日)
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第三回 関寺小町
―小町の孤独の跡を辿る- |
能の曲中最も重んじられている「老女物」の中でも最高位とされるのが、近江をご当地とする『関寺小町』である。その舞台となった関寺は、かつては広大な寺域を誇り、平安時代から鎌倉時代にかけて近江の名所の一つとして知られていたが、その後衰退して廃寺となった。小町は謎の多い人物だが、関寺あたりに住まいしていたことが室町時代の書物に散見され、これが通説として流布していたことが曲の背景にある。関寺跡と伝えられる長安寺や周辺の史蹟に小町の跡を辿り、関寺の山陰にあったとされる、その人生の果てに思いを馳せる。
〈訪問予定地〉長安寺(奉納演奏)・関蝉丸神社(小町塚)・月心寺(百歳堂)
〈訪問予定地〉長安寺(奉納演奏)・関蝉丸神社(小町塚)・月心寺(百歳堂)
講師紹介
久田舜一郎(大倉流小鼓)
1961年大倉流宗家・故大倉長十郎師に入門。京阪神を中心に能楽五流の舞台に出演、海外公演参加多数。異ジャンルの音楽とのセッションなど、能の現代性を追及する試みも積極的に行う。長女陽春子も女性では珍しい大倉流小鼓方の若手ホープとして活躍中。1998年日本文化芸術奨励賞受賞。2011年兵庫県文化功労表彰、神戸文化活動功労賞、2017年兵庫県文化賞受賞。重要無形文化財総合指定保持者。西宮在住。
1961年大倉流宗家・故大倉長十郎師に入門。京阪神を中心に能楽五流の舞台に出演、海外公演参加多数。異ジャンルの音楽とのセッションなど、能の現代性を追及する試みも積極的に行う。長女陽春子も女性では珍しい大倉流小鼓方の若手ホープとして活躍中。1998年日本文化芸術奨励賞受賞。2011年兵庫県文化功労表彰、神戸文化活動功労賞、2017年兵庫県文化賞受賞。重要無形文化財総合指定保持者。西宮在住。
林 和清(歌人・現代歌人協会会員・現代歌人集会理事長)
2001年の当アカデミー設立当初より古典の講座を担当。
1962年京都生まれ。歌人。
塚本邦雄に師事し、「玲瓏」に入会。「玲瓏」選者。多数の文化センターで和歌や古典講座を担当。「ゆるがるれ」で現代歌人集会賞受賞。他の著書に歌集「匿名の森」(砂子屋書房)、歌集「去年マリエンバートで」(書肆侃侃房)、エッセイ「京都千年うた紀行」(NHK出版)、「日本の涙の名歌100選」(新潮文庫)等。
2001年の当アカデミー設立当初より古典の講座を担当。
1962年京都生まれ。歌人。
塚本邦雄に師事し、「玲瓏」に入会。「玲瓏」選者。多数の文化センターで和歌や古典講座を担当。「ゆるがるれ」で現代歌人集会賞受賞。他の著書に歌集「匿名の森」(砂子屋書房)、歌集「去年マリエンバートで」(書肆侃侃房)、エッセイ「京都千年うた紀行」(NHK出版)、「日本の涙の名歌100選」(新潮文庫)等。
参加お申し込み
■事前に下記申し込みフォームより禄水苑までお申し込み後、二週間以内に受講料のお支払いをお願いします。
お振込み先
三菱UFJ銀行 西宮支店 普通5065562 ハクタカロクスイエン
(恐れ入りますが、振り込み手数料はご負担願います)
*ご入金後のご返金はいたしかねますのであらかじめご了承ください。
*ご欠席の場合、他講座への振り替え受講のみ可能です。同講座への振り替えは不可ですのであらかじめご了承ください。
お振込み先
三菱UFJ銀行 西宮支店 普通5065562 ハクタカロクスイエン
(恐れ入りますが、振り込み手数料はご負担願います)
*ご入金後のご返金はいたしかねますのであらかじめご了承ください。
*ご欠席の場合、他講座への振り替え受講のみ可能です。同講座への振り替えは不可ですのであらかじめご了承ください。
講座内容・行程詳細に関するお問合せ:白鷹禄水苑
<お振込み先>
銀行名:三菱UFJ銀行
支店名:西宮支店
口座番号:普通5065562
口座名義:ハクタカロクスイエン
(恐れ入りますが、振り込み手数料はご負担願います)
支店名:西宮支店
口座番号:普通5065562
口座名義:ハクタカロクスイエン
(恐れ入りますが、振り込み手数料はご負担願います)
(1) ご入金をもって正式な受付とさせていただきます。上記期日内のご入金が確認できず、お申込者とご連絡がつかなかった場合、ご予約いただいていてもキャンセル扱いとさせていただきますので、ご了承ください。バス等の予約手配の都合上、ご理解賜りますようお願いいたします。
(2) ご入金後のご返金はいたしかねますのであらかじめご了承ください。
(3) ご欠席の場合、代理の方のご参加や、欠席されたご本人に限り、同年度内の他講座(同講座については下記参照)への振り替えが可能です。
(4) 開催日から数えて30日を切ってのキャンセルについては、同講座への振り替えができませんのでご注意ください。それ以前にキャンセルのご連絡をいただいた場合に限り、同年度内の空席のある同講座への振り替えも可能です。
(2) ご入金後のご返金はいたしかねますのであらかじめご了承ください。
(3) ご欠席の場合、代理の方のご参加や、欠席されたご本人に限り、同年度内の他講座(同講座については下記参照)への振り替えが可能です。
(4) 開催日から数えて30日を切ってのキャンセルについては、同講座への振り替えができませんのでご注意ください。それ以前にキャンセルのご連絡をいただいた場合に限り、同年度内の空席のある同講座への振り替えも可能です。
その他
白鷹禄水苑 行程詳細に関するお問い合わせ
*おおむね8:00~9:00頃にバス発着所に集合、昼食をはさんで15:00頃帰路につく予定です。行程詳細は開催日の約一カ月前にご連絡いたします。
*車中でも、先生の詳しいご講義があります。
*訪れる寺社において特別に講師による奉納演奏や正式参拝をご許可いただくだく場合があります。その場合、志納料、初穂料として、事前にお支払いいただいてる旅行代金とは別途当日集合時に参加者から1000~1200円程度徴収させていただきますので、あらかじめご承知おきいただきますよう、お願いいたします。
*先生方を囲んでのお食事(3500円前後)は当方で手配します。
*車中でも、先生の詳しいご講義があります。
*訪れる寺社において特別に講師による奉納演奏や正式参拝をご許可いただくだく場合があります。その場合、志納料、初穂料として、事前にお支払いいただいてる旅行代金とは別途当日集合時に参加者から1000~1200円程度徴収させていただきますので、あらかじめご承知おきいただきますよう、お願いいたします。
*先生方を囲んでのお食事(3500円前後)は当方で手配します。
下記フォームまたはお電話にてお気軽にお問い合わせください。
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