BXI Builingual System started translating.
Language
白鷹禄水苑
オンラインショップ
考古辰馬資料館

Contents

2022.03.29

8/28(日) 第六回 酒都で聴く女流義太夫の会

竹本駒之助×吉田和生 ~人間国宝の競演~
良弁杉由来「二月堂の段」

第六回 酒都で聴く女流義太夫の会
主催:「西宮発・今、伝統芸能」実行委員会
共催:白鷹禄水苑
写真協力:(公財)文楽協会
協力:(一社)人形浄瑠璃文楽座
概要
プログラム・あらすじ
開催概要・お申し込み方法

概要

吉田文雀師七回忌によせて

文雀・駒之助両師による、文楽人形・女流義太夫共演の軌跡を辿る

江戸時代中期に生まれた「女流義太夫」は、人形浄瑠璃文楽や歌舞伎で演奏される義太夫節に対し、役者や人形をともなわない、浄瑠璃と三味線のみによる「素浄瑠璃」というかたちで芸が継承されました。この伝統に対し、女流義太夫に文楽人形を伴って上演するという画期的な試みが、かつて大阪で行われていました。当時関西の女流義太夫で活躍し、一座を組んだ興行により、興行主としても手腕を発揮していた竹本三蝶が、戦前から1960年代にかけて、吉田栄三、文五郎といった錚々たる人形遣いの面々とともに、人形浄瑠璃公演を定期的に開催していたのです。そこに参加していたのが当時若手だった文雀師と、三蝶一座に加わっていた駒之助師でした。久しく途絶えていた文楽人形と女流義太夫の共演が、2008年、東京にて、文雀師と駒之助師により復活しました。その後2018年には、ここ白鷹禄水苑にて、駒之助師と和生師で実現し、以来両人間国宝による競演は今回で3回目となります。
今年8月、白鷹禄水苑の文楽公演「酒屋万来文楽」でお世話になっていた文雀師の七回忌を迎えるにあたり、文雀師と駒之助師の60余年にわたる長きにわたる縁によって実現した、2008年の記念すべき人形浄瑠璃公演の演目「良弁杉由来 二月堂の段」を取り上げ、女流義太夫の振興にも協力を惜しまなかった文雀師を偲ぶと共に、文楽人形と女流義太夫共演の軌跡を辿りたいと思います。
公演後の第二部では、お二人による対談形式で、文雀師の思い出も交え、関西におけるかつての女流義太夫界、文楽界、また両者の交流についてなど、貴重なお話もおうかがいします。

プログラム・あらすじ

プログラム

第一部「人形浄瑠璃公演」
良弁杉由来「二月堂の段」

第二部「人間国宝対談」
竹本駒之助×吉田和生
「関西における文楽と女流義太夫」

(一部終了後休憩時に唎酒とドリンクサービスがございます)

出演者

太夫
三味線
竹本駒之助
鶴澤津賀花
人形
吉田和生
(人間国宝)
吉田玉佳

「良弁杉由来 二月堂の段」のあらすじ

東大寺を開山した良弁僧正が幼い頃に鷲にさらわれたところを義淵僧正に救われ、成人して立派な僧になった後に、母と再会したという伝説を取り上げた作品。全四段中最大の山場となる母子再会の場面が「二月堂の段」。大聖人として誉の高い良弁僧正は、日課としている二月堂への礼拝の折、堂前の杉に向かい、我が身の上に思いを馳せ、この世に生を与えてくえた父母を慕って涙にくれる。そこで目に入ったのが、木に張られた書き物。あたりを探させ連れてこられたのはみすぼらしい老婆だったが、如意輪観音のお守りが証拠となって実は母親だとわかり、渚の方と僧正は三十年ぶりの親子の対面を果たす。艱難辛苦の日々を乗り越えた、切ないまでの子を思う母の気持ちと、高僧とあがめられながらも、純粋無垢に親を思う気持ちが一つとなって昇華する感動的なラストシーンとなる。

開催概要・お申し込み方法

日時
令和4年8月28日(日)
15:00開演(14:30受付開始・開場)
場所
白鷹禄水苑 宮水ホール
参加費
8,700円
※蔵出し限定酒のワンドリンクチケット付き
備考
全席指定(約88名)
※収容人数をごく限定しての開催になりますので、満席の際はご了承ください。

お座席指定について

受付時の混雑をさけるため、全席指定席とさせていただきます。
座席数僅少のため、以下の点にご留意、ご理解賜りますよう、お願い申し上げます。

※お申込み受付後、ご入金順に前列中央から、左右両側へ順番にお席を指定させていただきます。
個別のお座敷指定及びお申込み時のお座席確認にはご対応できませんのでご了承ください。
※お申し込み後、当方よりお座席確保のご連絡をさせていただきますので、その後にお支払いをお願いたします。
※お支払い期限(当方よりご連絡をさせていただいた日から数え、銀行休業日も含めて7日以内)を過ぎてもご入金が確認できなかった場合、自動的にキャンセル扱いとなりますので、あらかじめご了承ください。
※チケット番号はお座席番号でもあります。中央から左右に振り分けておりますので、変則的な並び順になります。
お申し込み方法
申し込みフォームにご記入いただき予約いただいた後、お申込受付日(当方よりご連絡させていただいた日)から数えて7日以内にお振込みをお願いいたします。振込確認後にチケットを郵送させていただきます。(銀行営業日・振り込み反映日にご注意ください)
お振込み先
三菱UFJ銀行 西宮支店
普通4608446 ニシノミヤハツイマデントウ


※恐れ入りますが、振込手数料はご負担いただきます。
※お振込み先は「白鷹禄水苑」ではございませんので、ご注意ください。
ご購入後のキャンセル、変更はできません。
※前売り券完売の場合、当日券の販売は中止させていただきます。
※万が一公演が中止となった場合、チケット代金はご返金させていただきます。
その際、お振込み時の手数料のご返金についてはご容赦願っておりますのであらかじめご了承ください。

白鷹禄水苑 お問い合わせ

下記フォームまたはお電話にてお気軽にお問い合わせください。
0798-39-0235
受付時間
11:00 - 18:30(第1・3水曜日除く)