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特別公開講座  演者と巡る世阿弥【現地講座】
「観世と長谷寺観音」

第23回 演者と巡る世阿弥 「観世と長谷寺観音」


どなたでもご参加いただける講座で、入会金は不要です。
世阿弥の出自や生涯、業績をたどり、そのゆかりの地もめぐる講座です。毎回、世阿弥に関連した曲を取り上げ、訪れた現地にて、講師お二方に演者の立場から、わかりやすい解説をうかがい、謡と小鼓による演奏もお聴きします。
*前後期、年二回開講の現地講座です。前期講座で世阿弥ゆかりの地を訪ね、後期には生駒山宝山寺を訪れて、特別に寺所蔵の貴重な世阿弥関係文書を間近に拝見する予定です。
講師・演奏
謡 味方 玄(観世流シテ方)

小鼓 久田舜一郎 (大倉流小鼓方)
受講料
1回   一般4,500円 アカデミー会員4,100円
※資料費・保険料込み
※公共交通機関交通費及び食事代・拝観志納料(当日徴収)などは、別途各自のご負担となります。
アカデミー会員についてはこちら>> 入会・受講のご案内

日程

7/13(土)
*満席となりました。
第23回
「観世と長谷寺観音」
観世座の「観世」という名は、長谷寺観音に由来するといわれている。『観世小次郎画像讃』によると、世阿弥の先祖は伊賀の服部氏で武士を出自とするが、世阿弥の父、観阿弥が父母に連れられ長谷寺の観音に参ったところ、「観世」の名を賜ったという。観阿弥の幼名「観世丸」は、長谷寺の十一面観観世音菩薩に由来し、その観阿弥が猿楽師となり観世座が始まったということから、観世座と長谷寺の縁は深い。金春禅竹の『玉鬘』の舞台でもある長谷寺を訪ね、観音信仰という観点からら観世の能を考える。

行程(予定)

9:10  近鉄大阪線 長谷寺駅 改札 集合 
* 集合時にお食事代、入山料・拝観志納料あわせてお一人5,000円(予定)を徴収させていただきます。
9:20 タクシー(当方で手配)を3~4人で分乗して長谷寺へ  一台 約1000円
9:30長谷寺
真言宗豊山派の総本山。「花の御寺」とも称され、仁王門から本堂へと続く399段の風雅な登廊や、木造では日本最大級の十一面観世音菩薩像で知られる。朱鳥元年(686年)、初瀬山の西ノ岡に、道明上人が「銅板法華説相図」を安置したことに始まり、神亀4年(727年)、徳道上人が本尊・十一面観世音菩薩像を最初に造立したとされる。その後、平安時代より一般民衆に流行した「初瀬詣で」の賑わいが、現在まで続いている。
長谷寺を舞台とした能に「玉鬘」があり、作者は世阿弥の娘婿でもあった金春禅竹と考えられている。寺の近くには曲の始めに登場する初瀬川も流れている。
*仁王門から登廊を通ってゆっくりと本堂へ向かいます。
仁王門  【重要文化財】
長谷寺の総門で、三間一戸入母屋造本瓦葺の楼門。両脇には仁王像、楼上に釈迦三尊十六羅漢像を安置する。現在の建物は明治二十七年(1894)の再建。
登廊(のぼりろう) 【重要文化財】
平安時代の長歴三年(1039)に春日大社の社司中臣信清が子の病気平癒の御礼に造ったもので、百八間、三九九段、上中下の三廊に分かれている。下、中廊は明治二十七年(1894)再建で、風雅な長谷型の灯籠を吊るしている。
本堂【国宝】 本尊十一面観世音菩薩立像【重要文化財】
本堂は、標高約548mの初瀬山の中腹にある南面の大殿堂。その斜面にせり出すような「外舞台」は、「懸造り」(「舞台造り」とも)と呼ばれる構造で、高さは約10m。舞台からの眺望は雄大そのもの。
内陣に祀られる本尊の十一面観世音菩薩像は、奈良時代、開山徳道上人が造立して以来、度重なる火災により再造を繰り返しており、現在の像は、室町時代の天文七年(1538)に大仏師運宗らによって造立されたもの。身の丈は三丈三尺(約10m)。
10:00 本堂の長谷寺本尊十一面観世音菩薩像の前に参列し法要の後、観音様の御足元にご案内いただきます。その後、毎朝勤行が行われる長谷寺の祈りの中心地ともいえる内舞台にて、両先生による「玉鬘」の奉納演奏をお聴きします。
10:45 外舞台からの眺望をお楽しみ下さい。
11:00~11:45 境内自由拝観
*境内の地図をお渡ししますので、自由にご見学、参拝なさってください。
11:30 二本の杉(ふたもとのすぎ)に集合 
二本の木の根元が重なり、高くそびえ立っているこの杉は、『古今集』に「初瀬川古川のべにある二本(フタモト)ある杉」と登場したり、『源氏物語 玉鬘』に「二本の 杉の立ちどを 尋ねずは ふる川のべに君を見ましや」と詠まれたりと、当時から知られていた。
*先生方と合流し、お話をおうかがいします。
11:50 初瀬川沿いを徒歩で食事処へ(徒歩約5分)
12:00 長谷寺湯元 井谷屋
長谷寺門前町の創業150年の老舗旅館。貸し切りの広間で先生方のお話、演奏をお聴きした後、御二人を囲んでゆっくりとお食事をいただきます。
14:30頃 井谷屋にて自由解散

行程

9:00
近鉄奈良線 生駒駅 中央改札 集合。 ※必ず時間厳守でお願いいたします。
※集合時に食事代、拝観志納料あわせてお一人4,500円(食事なし1,200円)を徴収させていただきます。
9:20
ケーブル線 鳥居前駅から宝山寺駅へ
9:25
宝山寺駅 徒歩で宝山寺へ(約10~15分)
※生駒駅集合の後、御寺までタクシーご利用も可能です。
9:40
宝山寺 宝山寺の参集殿「和光殿」広間へ
9:50
和光殿にて講義 禅竹宛世阿弥書状・禅竹自筆「六輪一露大意」を巡って
世阿弥及び禅竹自筆本を間近で拝見するとともに、講師お二方による、お話と実演をお聴きします。
12:00
中締め解散
※希望者はお寺の方の案内により獅子閣をご見学いただきます。
12:30
講師を囲んでのお食事
※仕出しをご用意いたします。
13:30頃
各自参拝後宝山寺にて自由解散 
(ケーブルは一時間に三本、20分間隔で出ています。)

生駒山宝山寺と世阿弥関連文書

真言律宗に属する大本山で、延宝六年(1678)、宝山湛海律師(1629~1716)の入山によって中興され、般若窟に弥勒菩薩を安置し、不動明王を中尊とする本堂と歓喜天を祀る聖天堂とを中心として、生駒山東斜面中腹の急傾斜地に諸堂を配する。
生駒山宝山寺が有する数々の寺宝の中で異彩を放つのが、世阿弥自筆の能本を含む金春家伝来の能楽関係の伝書で、第十五代管長隆範和上が金春宗家の兄であった縁で移管されたと伝えられる。

講師紹介

味方 玄 (観世流シテ方)

京都生まれ。父・味方健、片山幽雪・十世片山九郎右衛門に師事。KBS京都テレビ・「能三昧」監修・演出・出演。2003年新作能「待月」を制作し、脚本・演出・シテを務める。青嶂会の他、独自の舞台世界創作のためテアトル・ノウを主宰。第1回目の公演は、京都の1996年十念寺で開催。ろうそくやかがり火の光や風さえも効果的に演出された古風な形の能は好評を博した。近著に「能へのいざない」など。平成13年京都市芸術新人賞、2004年京都府文化賞奨励賞、2022年観世寿夫記念法政大学能楽賞、2023年京都府文化賞功労賞受賞。重要無形文化財総合指定保持者。
久田舜一郎 (大倉流小鼓)

1961年大倉流宗家・故大倉長十郎師に入門。京阪神を中心に能楽五流の舞台に出演、海外公演参加多数。異ジャンルの音楽とのセッションなど、能の現代性を追及する試みも積極的に行う。長女陽春子も女性では珍しい大倉流小鼓方の若手ホープとして活躍中。1998年日本文化芸術奨励賞受賞。2011年兵庫県文化功労表彰、神戸文化活動功労賞受賞。2017年兵庫県文化相受賞。重要無形文化財総合指定保持者。西宮在住。

お申し込み方法

お申し込みフォームにご記入の上、事前に禄水苑までお申し込み後、二週間以内に受講料のお振込み、あるいは禄水苑カウンターにてお支払いをお願いします。

お申し込み ≫

<お振込み先>

銀行名:三菱UFJ銀行
支店名:西宮支店
口座番号:普通5065562
口座名義:ハクタカロクスイエン

(恐れ入りますが、振り込み手数料はご負担願います)
(1) ご入金をもって正式な受付とさせていただきます。
(2) ご入金後のご返金はいたしかねますのであらかじめご了承ください。万が一ご欠席の場合、代理の方のご参加や、欠席されたご本人に限り同年度内の他講座への振り替えも可能です。
*振替可能な講座についてはお問い合わせください。「能のふるさと逍遥【日帰りバスツアー】」への振替は不可ですのでご注意ください。
(3) 開催日から逆算して30日以上前にのご連絡をいただいた場合に限り、後期の同講座への振り替えも可能です。

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白鷹禄水苑 お問い合わせ

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0798-39-0235
受付時間
11:00 - 18:30(第1・3水曜日除く)