第十七回 酒屋万来文楽
ひらかな盛衰記 神崎揚屋の段


主催:「西宮発・今、伝統芸能」実行委員会
協力:白鷹禄水苑
協賛:辰馬企業株式会社・白鷹株式会社
後援:西宮市・西宮観光協会・(公財)兵庫県芸術文化協会
協力:白鷹禄水苑
協賛:辰馬企業株式会社・白鷹株式会社
後援:西宮市・西宮観光協会・(公財)兵庫県芸術文化協会
概要
プログラム・あらすじ
開催概要・お申し込み方法
概要
10/22(日)
桂川連理柵
帯屋の段 道行朧の桂川
第十六回 酒屋万来文楽 桂川連理柵 帯屋の段 道行朧の桂川
造り酒屋で身近に愉しむ文楽事始
西宮は文楽の源流「傀儡師」発祥の地といわれ、文楽と大変縁の深い町です。同時に西宮は全国有数の「酒どころ」でもあります。この「酒」と「文楽」という西宮を語るに欠かせない二つの要素を、造り酒屋において同時にお愉しみいただこうというのが、「酒屋万来文楽」です。第17回目となる今回は、江戸時代に広く読まれていた『源平盛衰記』を平仮名にやさしく書き下ろしたという意味で作られた『ひらかな盛衰記』からその四段目、「神崎揚屋の段」をおとどけけします。
『ひらかな盛衰記』は、源平合戦の中の、木曽義仲討伐から一の谷の合戦までを背景に、義仲の四天王の一人、樋口次郎兼光の忠節や梶原源太景季の出陣をめぐる物語を描いた作品です。そのなかから、宇治川の先陣争いに敗れて勘当の身となった恋人・梶原源太のために尽くす傾城・梅ヶ枝の献身を描いたのが「神崎揚屋の段」です。
立兵庫のひときわ大きな髷に鼈甲の櫛笄、銀のかんざし、黒地の豪奢な打ち掛けを纏った、堂々たる傾城姿の梅ヶ枝。この凛とした美しい姿が一変、恋する男故の懊悩の末、打ち掛けも脱ぎ捨て、身悶え髪振り乱し、庭の手水鉢を無限の鐘に見立てて柄杓で打とうとする様子は、女の一念が激しい気迫で迫り、見る者を圧倒します。
劇中様々な顔を見せる梅ヶ枝を遣うのは、今回この役が初演となる吉田和生師です。本公演では決して見る事のできない、最初で最後の和生師が遣う梅ヶ枝の傾城姿を間近でご覧ください。
文楽公演に続く後半の「文楽の手ほどき」では、和生師自らが、演じる上での苦労や、演目にまつわる興味深いエピソードを語ります。
西宮の造り酒屋で、銘酒と名人の至芸が誘う酔い心地を心ゆくまでお愉しみください。
『ひらかな盛衰記』は、源平合戦の中の、木曽義仲討伐から一の谷の合戦までを背景に、義仲の四天王の一人、樋口次郎兼光の忠節や梶原源太景季の出陣をめぐる物語を描いた作品です。そのなかから、宇治川の先陣争いに敗れて勘当の身となった恋人・梶原源太のために尽くす傾城・梅ヶ枝の献身を描いたのが「神崎揚屋の段」です。
立兵庫のひときわ大きな髷に鼈甲の櫛笄、銀のかんざし、黒地の豪奢な打ち掛けを纏った、堂々たる傾城姿の梅ヶ枝。この凛とした美しい姿が一変、恋する男故の懊悩の末、打ち掛けも脱ぎ捨て、身悶え髪振り乱し、庭の手水鉢を無限の鐘に見立てて柄杓で打とうとする様子は、女の一念が激しい気迫で迫り、見る者を圧倒します。
劇中様々な顔を見せる梅ヶ枝を遣うのは、今回この役が初演となる吉田和生師です。本公演では決して見る事のできない、最初で最後の和生師が遣う梅ヶ枝の傾城姿を間近でご覧ください。
文楽公演に続く後半の「文楽の手ほどき」では、和生師自らが、演じる上での苦労や、演目にまつわる興味深いエピソードを語ります。
西宮の造り酒屋で、銘酒と名人の至芸が誘う酔い心地を心ゆくまでお愉しみください。
プログラム・あらすじ
プログラム
第一部文楽公演 出演者:竹本織太夫、鶴澤藤蔵、吉田和生、他
「ひらかな盛衰記 神崎揚屋の段」
第二部 「文楽の手ほどき」出演:吉田和生
和生師による、演目にまつわる興味深いエピソードや文楽のよもやま話。
(五時頃終了予定)
「ひらかな盛衰記 神崎揚屋の段」
第二部 「文楽の手ほどき」出演:吉田和生
和生師による、演目にまつわる興味深いエピソードや文楽のよもやま話。
(五時頃終了予定)
公演終了後に 出演者を囲んで・・・
文楽ほろ酔い談義
10月27日(日) 公演終了後
17:00~18:00 白鷹禄水苑土間ホール
参加費 1500円(蔵出し限定酒・酒肴付き)
興奮さめやらぬ公演終了後、出演者を囲んで楽しい一時を過ごしませんか?直接お話しし、舞台では見ることのできない素顔にふれることのできる貴重な機会です。奮ってご参加ください!
※定員がございますので、参加ご希望の方は必公演ずチケットと同時にお申込みください。
ご入金確認後公演チケットとともに参加券をお送りします。
文楽ほろ酔い談義
10月27日(日) 公演終了後
17:00~18:00 白鷹禄水苑土間ホール
参加費 1500円(蔵出し限定酒・酒肴付き)
興奮さめやらぬ公演終了後、出演者を囲んで楽しい一時を過ごしませんか?直接お話しし、舞台では見ることのできない素顔にふれることのできる貴重な機会です。奮ってご参加ください!
※定員がございますので、参加ご希望の方は必公演ずチケットと同時にお申込みください。
ご入金確認後公演チケットとともに参加券をお送りします。
出演者
浄瑠璃
|
|
![]() 竹本織太夫
|
三味線
|
|
![]() 鶴澤藤蔵
|
![]() 鶴澤清馗
|
人形
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|||
![]() 傾城梅ヶ枝
吉田和生 (人間国宝) |
![]() 梶原源太景季
吉田玉佳 |
吉田玉勢
吉田玉翔 吉田玉路 吉田和馬 吉田玉延 吉田簔悠 吉田和登 |
「ひらかな盛衰記 神崎揚屋の段」のあらすじ
梶原源太景季は宇治川の先陣争いに敗れて勘当の身でありながらも、一ノ谷の合戦に馳せ参じようと、今は神崎で遊女となり、梅ヶ枝と名乗る恋人を訪ね、彼女に預けている産衣の鎧を取りに行こうとする。(それまでのあらすじ)
訪ねてきた源太に対し、梅ヶ枝は、鎧は二人の逢瀬のための揚げ代として質に入れてしまったと告げる。悔やんで自害を計る源太に、梅ヶ枝は鎧を取り戻すために三百両を客から工面すると言い、なだめて源太を帰す。しかしそんな客のあては無く、切羽詰まった梅ヶ枝は、現生の望みが叶うかわりに来世は無間の地獄に落ちるといわれる「無間の鐘」の伝説になぞらえ、鐘に見立てた庭の手水鉢を柄杓で手水鉢を打とうとする。すると二階から声がかかり、三百両が投げ落とされる。梅ヶ枝は誰かわからないその相手に感謝し、喜んでそれを拾う。
(この後のあらすじ)
源太は梅ヶ枝が志の梅花を箙に差し、凛々しい若武者姿となって一ノ谷の戦場へと出陣する。
訪ねてきた源太に対し、梅ヶ枝は、鎧は二人の逢瀬のための揚げ代として質に入れてしまったと告げる。悔やんで自害を計る源太に、梅ヶ枝は鎧を取り戻すために三百両を客から工面すると言い、なだめて源太を帰す。しかしそんな客のあては無く、切羽詰まった梅ヶ枝は、現生の望みが叶うかわりに来世は無間の地獄に落ちるといわれる「無間の鐘」の伝説になぞらえ、鐘に見立てた庭の手水鉢を柄杓で手水鉢を打とうとする。すると二階から声がかかり、三百両が投げ落とされる。梅ヶ枝は誰かわからないその相手に感謝し、喜んでそれを拾う。
(この後のあらすじ)
源太は梅ヶ枝が志の梅花を箙に差し、凛々しい若武者姿となって一ノ谷の戦場へと出陣する。
開催概要・お申し込み方法
日時
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令和6年10月27日(日)
15:00開演(14:30受付開始・開場) |
場所
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白鷹禄水苑 宮水ホール
|
参加費
|
8,000円
※蔵出し限定酒等のワンドリンクチケット付き |
備考
|
全席指定(約100席)
|
お座席指定について
座席数僅少のため、以下の点にご留意、ご理解賜りますよう、お願い申し上げます。
*お申込み受付後、ご入金順にお席を指定させていただきます。
*個別のお座敷指定及びお申込み時のお座席確認にはご対応できませんのでご了承ください。
*お申し込み後、当方よりお座席確保のご連絡をさせていただきますので、その後にお支払いをお願いたします。
*お支払い期限(当方よりご連絡をさせていただいた日から数え、銀行休業日も含めて7日以内)を過ぎてもご入金が確認できなかった場合、自動的にキャンセル扱いとなりますので、あらかじめご了承ください。
*チケット番号はお座席番号でもあります。
*お申込み受付後、ご入金順にお席を指定させていただきます。
*個別のお座敷指定及びお申込み時のお座席確認にはご対応できませんのでご了承ください。
*お申し込み後、当方よりお座席確保のご連絡をさせていただきますので、その後にお支払いをお願いたします。
*お支払い期限(当方よりご連絡をさせていただいた日から数え、銀行休業日も含めて7日以内)を過ぎてもご入金が確認できなかった場合、自動的にキャンセル扱いとなりますので、あらかじめご了承ください。
*チケット番号はお座席番号でもあります。
お申し込み方法
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申し込みフォームにご記入いただき予約いただいた後、お申込受付日(当方より入金手続きのご連絡させていただいた日)から数えて7日以内にお振込みをお願いいたします。振込確認後にチケットを郵送させていただきます。(銀行営業日・振り込み反映日にご注意ください)
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お振込み先
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三菱UFJ銀行 西宮支店
普通4608446 ニシノミヤハツイマデントウ ※恐れ入りますが、振込手数料はご負担いただきます。 ※お振込み先は「白鷹禄水苑」ではございませんので、ご注意ください。 ※ご購入後のキャンセル、変更はできません。 ※公演・ほろ酔い談義いずれも前売り券完売の場合、当日券の販売は中止させていただきます。 ※万が一公演が中止となった場合、チケット代金はご返金させていただきます。 その際、お振込み時の手数料のご返金についてはご容赦願っておりますのであらかじめご了承ください。 |
白鷹禄水苑 お問い合わせ
下記フォームまたはお電話にてお気軽にお問い合わせください。
0798-39-0235
- 受付時間
- 11:00 - 18:30(第1・3水曜日除く)