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特別公開講座 「能のふるさと逍遥」4/6【現地講座】
能楽揺籃の地・大和の能を訪ねる①
「春日龍神」 ―春日山と春日大社ー

能の演目の舞台を訪ね、演者による実演もあわせた曲のわかりやすい解説を受ける現地講座です
2025年度は前後期あわせて計6回、能楽四座発祥の地・大和を舞台とした能をとりあげ、縁の地を訪ねます。
うち数回はシテ方をそれぞれゲスト講師としてお招きし、小鼓演奏とともにお謡をご披露いただきます。

室町時代初期、現在の奈良、大和には、「大和猿楽四座」と称される4つの座が存在し、興福寺や春日大社などの有力社に寺参勤して法会や祭礼で芸を披露していた。四座は互いに切磋琢磨して芸術的完成度を高めてゆき、これが現在の「能」につながる。観阿弥・世阿弥親子を擁した観世座ほか、後の宝生、金剛、金春として能界を牽引することとなる大和猿楽四座発祥の地・大和を舞台とした演目を取り上げてゆかりの地を訪ね、能を育てた人々が自分たちの土地についてどうのように語っているかを改めて振り返る。

第一回 2025年4/6(日)
春日龍神 ―春日山と春日大社-

お話・演奏 久田舜一郎(大倉流小鼓方)
特別講師  金春嘉織(金春流シテ方)


春日山の西麓に鎮座する春日大社は、もとは藤原氏一族の氏神として神護景雲二年(768)の創建と伝えられる。
「春日龍神」は、この美しく晴朗さに満ちた社を舞台に繰り広げられる、スケールの大きい豪快な能で、春日大社の御神徳の偉大さを讃えるものである。神社の創建以来斧を入れることなくうっそうと茂る春日山は、劇中「今は春日のおん山こそ、すなわち(釈迦が法を説いた)霊鷲山なるべけれ」と語られる神の山である。春日大社の境内にある摂社若宮で保延2年(1136)から連綿と斎行される例祭、「春日若宮おん祭」では多岐にわたる神事芸能が奉納され、能楽大和四座発展の基礎となった。

*行程や集合場所実費経費等の詳細は開催日の約一カ月前にお申込者にご連絡いたします。

行程(予定)
9:20 近鉄奈良 西改札口  集合
9:38 奈良交通バス ①乗り場より「春日大社本殿前」行き 乗車
9:50 「春日大社本殿前」  二の鳥居から神官の方のご案内により境内へ
10:10 若宮参拝
1135年(長承4年)、天児屋根命と比売神の間にお生まれになった若宮・天押雲根命がご祭神として創建された春日大社摂社の一つ。その翌年から900年近く続く12月17日の「春日若宮おん祭」は、国の重要無形民俗文化財に指定されている。この祭の中で8時間にもおよぶ御旅所祭は、春日大社の若宮(若宮神社)より御旅所へ若宮神をお迎えし、1日24時間にわたりさまざまな芸能を捧げる祭礼。
10:30 本宮にて神官の方のご説明をうかがいます。
春日大社本宮 
神山である御蓋山(ミカサヤマ 春日山)の麓に、奈良時代の神護景雲2年(768)、称徳天皇の勅命により武甕槌命(タケミカヅチノミコト)、経津主命(フツヌシノミコト)、天児屋根命(アメノコヤネノミコト)、比売神(ヒメガミ)の御本殿が造営され御本社(大宮)として整備された。
回廊(重要文化財)
春日大社の主な社殿を取り囲むように回廊がつけられている。朱塗りの回廊には多数の燈籠が吊り下げられている。 南回廊には「南門」、西回廊には「内侍門」、「清浄門」、「慶賀門」の三つの門が付けられており、回廊には合計四つの門が設けられている。
中門・御廊(重要文化財)
中門は御本殿の直前にある楼門で約10m。中門正面の唐破風(からはふ)は明治時代に取り付けられた。
御廊は中門から左右に約13m、鳥が翼を広げたように延びている。現在御本殿の祭典では、神職の座る場所だが、昔は興福寺の僧侶が常に御経をあげる場所であり、その他にも東大寺の僧侶も御経をあげていた。
御本殿  一間社春日造、檜皮葺(国宝)
春日大社の本殿形式は「春日造」とよばれ、日本の神社建築の形式として広く分布している。この建築は文久三年(1863)のものであるが、式年造替によってよく古い形が守られている。春日造の代表例として指定された。
10:45 御本殿にて正式参拝
11:00桂昌殿へ移動
酒殿(さかどの 重要文化財)
春日大社御本殿の廻廊西側に竈殿(へついどの)と並んで建つ。平安時代の貞観元年(859年)に創建された現存最古で現役の酒蔵。酒の神として酒弥豆彦神(サカミズオノカミ)・酒弥豆売神(サカミズメノカミ)の2神が祀られている。
11:10桂昌殿
将軍徳川綱吉の生母桂昌院が「天下泰平之御祈祷」のために寄進した祈祷所。
*通常は内部非公開ですが、特別に入室させていただき、両先生のお話と奉納演奏をお聴きします。
11:30 久田先生の小鼓・金春嘉織先生のお謡による奉納演奏をお聴きします   
その後自由参拝・見学
12:20 二の鳥居前集合・出発
春日大社の表参道を飛火野まで、お話をうかがいながらゆっくりと歩きます。(通常徒歩10分)
飛火野(とぶひの)
古くは春日野とも呼ばれ、御蓋山を仰ぐ古代祭祀の地。春日信仰においては春日野の景観そのものが信仰の対象となっており、「春日権現験記絵」「春日宮曼荼羅」「春日鹿曼荼羅」などに見られる。また万葉の昔には貴族たちが打球をしたことが知られ、平安時代にも若菜摘み、花見など王朝人あこがれの春の遊びの名所だった。
12:51 「春日大社参道」 バス停でバス乗車 「綿町」で下車
13:15 食事処 塔の茶屋
古くから僧侶の食事として寺院で食べられていたという奈良の伝統食、「茶がゆ」と、12~13種類の彩り豊かな料理が盛られた茶がゆ弁当をご用意しました。
14:45 出発 徒歩約10分の近鉄奈良駅で解散
現・滋賀県蒲生郡竜王町、鏡山の北の湖東位置する「鏡の宿」は、古代から中世まで、京都と関東、東北を結ぶ東山道の宿場町として発展し、義経元服の地としても知られている。元服すると烏帽子を作らせ、鏡神社で源氏の武運長久を祈願した英雄義経の活躍は、ここに端を発したといいえる。奇しくも平宗盛親子が最期を迎え、義経自らの手で平家にピリオドを打った地でもある鏡の里で義経英雄伝説を偲ぶ。
講師
久田 舜一郎 (大倉流小鼓)
参加費
一般4,600円  アカデミー会員4,200円
*公共交通機関等の交通費・食事代・拝観志納料別途
*正式参拝や、拝殿や本殿における奉納演奏を特別にご許可いただい場合、社寺にお納めする初穂料・志納料(約1200円)を当日徴収させていただきます。あらかじめご了承ください。
*講師囲んでのお食事は当方で手配させていただきます。(約3,000円)
定員
17名
行程
詳細は開催日の約一か月前までににホームページでご案内いたします。
おおむね9:00~10:00頃に最寄り駅に集合、昼食をはさんで15:00頃解散予定です。
企画
白鷹禄水苑
*白鷹禄水苑よりスタッフが引率同行させていただきます。
その他
特別講師として、金春流シテ方・金春嘉織先生にもご同行いただき、お謡をご披露いただきます。

日程

10/7(土)
「烏帽子折」の舞台、湖東・鏡の里に義経伝説を訪ねる
現・滋賀県蒲生郡竜王町、鏡山の北の湖東位置する「鏡の宿」は、古代から中世まで、京都と関東、東北を結ぶ東山道の宿場町として発展し、義経元服の地としても知られている。元服すると烏帽子を作らせ、鏡神社で源氏の武運長久を祈願した英雄義経の活躍は、ここに端を発したといいえる。奇しくも平宗盛親子が最期を迎え、義経自らの手で平家にピリオドを打った地でもある鏡の里で義経英雄伝説を偲ぶ。

*JR京都駅発の貸し切りバスを利用

【行程】

8:50 JR 京都駅 西口改札 集合 

*集合時に、鏡神社での正式参拝の初穂料おひとり様1200円(予定)を徴収させていただきます。釣銭の無いよう、ご用意ください。

9:10 貸し切りバスで出発  車中にて久田先生のご講義をうかがいます
   
10:20 平家終焉の地(平宗盛胴塚) 
1185年3月24日壇ノ浦合戦で敗れた平家一門のうち、建礼門院、平宗盛父子、清盛の妻の兄平時忠らは捕らえられた。宗盛父子は源義経に連れられ鎌倉に向かったが、兄の頼朝は勝手に官位をもらった者は、鎌倉に入ってはならないと命令を出し、義経は仕方なく腰越から京に引き返す。その途中、京まであと一日の、ここ篠原の地で義経は都に首を持ち帰るため、平家最後の総大将宗盛とその子清宗を処刑した。義経のせめてもの配慮で父子の胴は一つの穴に埋められ塚が建てられた。塚の前には池がありこの池で父子の首を洗ったといわれ「首洗い池」、またあまりにも哀れで蛙が鳴かなくなった事から「蛙なかずの池」とも呼ばれている。義経は、元服後も何度か「鏡の宿」に立ち寄っているが、その日は義経自ら元服した「鏡の宿」を血で穢(けが)すのを避けてわざと通り過ぎたと伝えられている。ちなみに、宗盛は、「熊野」のワキとして登場している。
*ここからは中山道沿いを行く
 
源義経元服池    *バスは道の駅竜王かがみの里駐車場へ 
鏡神社より西側へ130mのところに池があり、そばに石碑が建っている。これが義経の「元服池」とよばれている池で、義経はこの池の水を元服の時に使ったといわれている。

10:45  鏡神社    
南北朝時代の建築で「日本書紀」にも記されている朝鮮半島の新羅から陶製技術を伝えた天日槍(あめのひぼこ)を祀る神社。本殿は三間社流造りの、こけら葺で国の重要文化財に指定されている。
牛若丸は16歳で自らが鳥帽子親となって名を源九郎義経と名乗り、源氏の祖である新羅大明神と同じ天日槍を祀る鏡神社へ参拝し、源氏の再興と武運長久を祈願した。鏡神社の参道には義経が参拝したときに松の枝に鳥帽子をかけたとされる鳥帽子掛けの松がある。明治6年台風で倒れたため株上2.7mを残し石垣上に仮屋根をして保存されている。境内には元服後の義経を祀る境内社「八幡神社」があり、他の境内社と異なり京都の鞍馬の方角に向けられているのだという。
義経が元服したのが3月3日と伝えられていることから、毎年3月3日前後の日曜日に鏡神社で16歳以上の男女を対象に、「元服まつり」が開催される。
*宮司様に特別に神社のご由緒などをおうかがいします。
*正式参拝の後、久田先生の奉納演奏をお聴きします。

11:45 徒歩で周辺史跡へ  (徒歩3分)
鏡の宿
鏡は平安末期より、鎌倉、室町時代までは宿場としての賑わいをみせていた。しかし江戸時代に入ると、「守山宿」と「武佐宿」の間の宿(あいのしゅく)となってしまい、宿場の指定から外されてしまう。しかしながら本陣、脇本陣も置かれ、特に紀州侯の定宿で、皇族、将軍家の御名代をはじめ多くの武士や旅人の休憩の宿場町としての役目を果たしてきた。
義経宿泊の館・白木屋跡   烏帽子屋五郎太夫の屋敷跡
鏡の宿本陣跡の東隣りが「源義経宿泊館跡」で現在は畑地となっており、中央に石碑が建てられている。
承安4年(1174)3月3日、源氏の御曹司牛若丸は京の鞍馬でひそかに源氏の再興を志していた。鞍馬をこっそり抜け出した牛若丸は兄頼朝を尋ねんと、奥州の金売り吉次と下総の深栖の三郎光重が子、陵助頼重(みささぎのすけよりしげ)を同伴して東下りの途中近江の「鏡の宿」に入り、時の長者「沢弥傳(さわやでん)」の屋敷に泊まります。その夜、稚児姿で見つかりやすいのを避けるために元服することを決意する。そこで地元「鏡」の烏帽子屋五郎大夫に源氏の左折れの烏帽子を作らせ、鏡池の石清水を用いて前髪を落とし元結の侍姿を池の水に映し元服、源九郎義経と名乗ったと伝えられる。

12:20  鏡の里を出発 老蘇の森へ
12:40 老蘇の森と奥石(おいそ)神社  近江八幡市安土町東老蘇1615
老蘇の森は、万葉の昔から歌に詠まれてきた「歌枕」としても名高い森で、近江八幡市の奥石神社の社叢林のこと。旧中山道沿いに大鳥居があり、参道は杉の大木を中心とした厳かな雰囲気の鎮守の森に入り、さらに進むと豪壮で優美な拝殿と本殿が現れる。本殿は天正9年織田信長が家臣柴田家久(勝家の一族)に命じて造営せしめたもので 国指定重要文化財である。三間社流造で、桧皮葺の豪華の中に優美な落ち着きを持った建造物である。
今から約2300年前 孝霊天皇の御世に石辺大連(いしべのおおむらじ)という人が神の助けを得て松、杉、檜などの苗木を植え祈願したところ、たちまち生い茂り大森林になったと伝えられている。後にこの石辺大連は100数拾才迄生きながられたので人呼んで「老蘇」(老が蘇る)といい、この森を「老蘇の森」と呼ぶようになった。
平安時代には既に広く人々に知られており歌所として和歌や紀行文あるいは謡曲にも詠まれ多くの旅人が足を留めた。 またホトトギスの名所としても知られ、老蘇の森と郭公や思い出を掛けて詠んだ歌も多い。
『盛久』には、「衰えへは老蘇の森を過ぐるや美濃尾張」とある。
13:15食事処へ出発
13:30 近江牛・近江肉 こま吉  近江八幡市鷹飼町南3-2-3
きめ細かく柔らかな肉質の近江牛と近江三元豚の塊肉を贅沢に食べ比べできる特別焼肉ランチをご用意しました。15:00 出発
16:30  京都着

行程

8:50
JR 大阪駅 桜橋口改札口 集合
※集合時に食事代、バス代、拝観志納料あわせてお一人10,500円を徴収させていただきます。
9:00
貸し切りバスで大阪駅を出発
※車中で、先生のお話をゆっくりとうかがいます。
10:45
得正寺
「中将姫の寺」として有名で、本堂、開山堂、庫裡、鐘堂、宝物庫などがある。奈良時代の天平宝字3(759)年に、中将姫が3年間隠れ住んだ所に、姫に仕えた伊藤春時が草庵を結び安養庵と称したのが最初といわれる。春時は西の真砂寺で剃髪して得生、妻は妙生と名乗った。
天平19年(747年)に時の右大臣藤原豊成の娘として生まれた中将姫は、13才のとき継母のため奈良の都から糸我の雲雀山に捨てられ、春時に匿われてこの地にすんだ3年の間に称賛浄土経一千巻を書写したと伝えられている。平安時代の承平のころ(931~937年)空也上人がこの地に行脚し、庵の所に一寺を建てて春時の法名に因んで得生寺と名付けた。享徳(1452年~4年)の頃浄土宗の寺となり、その後、文亀(1501年~3年)の頃山から里へと場所を移し、江戸時代、寛永5年(1628年)に今の場所に落ち着く。姫が隠れた雲雀山は寺の前方に聳える山で、その山頂が得正寺の奥之院で、中将姫本廟がある。
本堂に安置される本尊の阿弥陀如来立像のほか、寺には中将姫の作という蓮糸縫三尊、中将姫の筆という紺地金泥三部経及び称賛浄土経、国の重要美術品に認定された絹本着色の当麻曼陀羅図などがある。開山堂には永禄元年(1558年)に大和の当麻寺から贈られたとされる中将姫及び春時夫妻の座像が安置されている。
境内に桜・ツツジが多くて折々の景色も美しく、毎年5月14日の中将姫の命日に行われる来迎会式の二十五菩薩練り供養は、和歌山県の無形文化財に指定されている。
※本堂にて参拝後、中将姫と寺の縁起にまつわるビデオを視聴させていただきます。
11:15
中将姫の座像が安置されている開山堂にて、奉納演奏をお聴きします。
11:45
出発
12:00
有田みかん海道展望台
有田地域には山が多く、みかん園の70%以上が傾斜地となっているため、見事な石垣階段型の畑を見ることができる。そんな景色を堪能できる、約5.6kmの「有田みかん海道」の見どころは、みかん畑だけではなく、紀伊水道や湯浅湾が一望できる絶景スポットもある。道沿いに巨大風車もあり、間近で見ることができる。
②11/25(土)
美濃国・野上の宿に「班女」の主人公、花子を訪ねる
美濃国・野上を舞台に、愛を誓った男のことを思い続ける遊女花子の姿と、形見の扇がもたらす再会を描いたのが、世阿弥作「班女」である。旧中山道の宿場として栄えた野上は、古くから遊女の里としても知られ、艶情を詠んだ歌が多く残されている歌枕の地でもある。
旧街道沿に残るかつての宿場町の跡を訪ね、そこに生きたであろう遊女の一人、花子の面影を偲びつつゆかりの地を巡る。

*JR京都駅発の貸し切りバスを利用
美濃国・野上を舞台に、愛を誓った男のことを思い続ける遊女花子の姿と、形見の扇がもたらす再会を描いたのが、世阿弥作「班女」である。旧中山道の宿場として栄えた野上は、古くから遊女の里としても知られ、艶情を詠んだ歌が多く残されている歌枕の地でもある。
旧街道沿に残るかつての宿場町の跡を訪ね、そこに生きたであろう遊女の一人、花子の面影を偲びつつゆかりの地を巡る。
*JR京都駅発の貸し切りバスを利用
③3/9(土)
「松山天狗」の舞台、讃岐国に崇徳院ゆかりの地を訪ねる
西行法師が、保元の乱で敗れて配流地、讃岐国松山で崩御した崇徳上皇を弔うため、その御陵を訪ねるところから始まるのが能「松山天狗」である。金剛流のみの現行曲だが、平成6年、観世流でも復曲上演され、以後回を重ねている。四国第八十一番霊場、崇徳院菩提寺でもある白峯寺にその御陵を訪ね、歌を愛した院を偲ぶと共に、瀬戸内海の雄大な景色を望みながら瀬戸内の春を愉しむ。
*JR三ノ宮駅発の貸し切りバスを利用

講師紹介

久田舜一郎(大倉流小鼓)

1961年大倉流宗家・故大倉長十郎師に入門。京阪神を中心に能楽五流の舞台に出演、海外公演参加多数。異ジャンルの音楽とのセッションなど、能の現代性を追及する試みも積極的に行う。長女陽春子も女性では珍しい大倉流小鼓方の若手ホープとして活躍中。1998年日本文化芸術奨励賞受賞。2011年兵庫県文化功労表彰、神戸文化活動功労賞、2017年兵庫県文化賞受賞。重要無形文化財総合指定保持者。西宮在住。
林 和清(歌人・現代歌人協会会員・現代歌人集会理事長)

2001年の当アカデミー設立当初より古典の講座を担当。
1962年京都生まれ。歌人。
塚本邦雄に師事し、「玲瓏」に入会。「玲瓏」選者。多数の文化センターで和歌や古典講座を担当。「ゆるがるれ」で現代歌人集会賞受賞。他の著書に歌集「匿名の森」(砂子屋書房)、歌集「去年マリエンバートで」(書肆侃侃房)、エッセイ「京都千年うた紀行」(NHK出版)、「日本の涙の名歌100選」(新潮文庫)等。

参加お申し込み

■事前に下記申し込みフォームより禄水苑までお申し込み後、二週間以内に受講料のお支払いをお願いします。
お振込み先
三菱UFJ銀行 西宮支店 普通5065562 ハクタカロクスイエン

(恐れ入りますが、振り込み手数料はご負担願います)

*ご入金後のご返金はいたしかねますのであらかじめご了承ください。
*ご欠席の場合、他講座への振り替え受講のみ可能です。同講座への振り替えは不可ですのであらかじめご了承ください。
講座内容・行程詳細に関するお問合せ:白鷹禄水苑

<お振込み先>

銀行名:三菱UFJ銀行
支店名:西宮支店
口座番号:普通5065562
口座名義:ハクタカロクスイエン

(恐れ入りますが、振り込み手数料はご負担願います)
(1) ご入金をもって正式な受付とさせていただきます。上記期日内のご入金が確認できず、お申込者とご連絡がつかなかった場合、ご予約いただいていてもキャンセル扱いとさせていただきますので、ご了承ください。バス等の予約手配の都合上、ご理解賜りますようお願いいたします。

(2) ご入金後のご返金はいたしかねますのであらかじめご了承ください。

(3) ご欠席の場合、代理の方のご参加や、欠席されたご本人に限り、同年度内の他講座(同講座については下記参照)への振り替えが可能です。

(4) 開催日から数えて30日を切ってのキャンセルについては、同講座への振り替えができませんのでご注意ください。それ以前にキャンセルのご連絡をいただいた場合に限り、同年度内の空席のある同講座への振り替えも可能です。

その他

*おおむね8:00~9:00頃にバス発着所に集合、昼食をはさんで15:00頃帰路につく予定です。行程詳細は開催日の約一カ月前にご連絡いたします。
*車中でも、先生の詳しいご講義があります。
*訪れる寺社において特別に講師による奉納演奏や正式参拝をご許可いただくだく場合があります。その場合、志納料、初穂料として、事前にお支払いいただいてる旅行代金とは別途当日集合時に参加者から1000~1200円程度徴収させていただきますので、あらかじめご承知おきいただきますよう、お願いいたします。
*先生方を囲んでのお食事(3500円前後)は当方で手配します。

白鷹禄水苑 行程詳細に関するお問い合わせ

下記フォームまたはお電話にてお気軽にお問い合わせください。
0798-39-0235
受付時間
11:00 - 18:30(第1・3水曜日除く)